こんにちは、麻雀コンパス管理人のまーこんです。
「麻雀を始めたいけれど、ルールが多すぎて何から覚えればよいのかわからない」と悩んでいませんか。牌の名前、役、点数計算、ポンやチーなど、知らない言葉が次々に出てくるため、最初の一局を打つ前に挫折しそうになる人もいると思います。
しかし、麻雀はすべてのルールを覚えてから始めるゲームではありません。最初に必要なのは、牌を大まかに見分け、基本のアガリ形を知り、自分の番に1枚引いて1枚捨てることです。点数計算や難しい役は、実際に打ちながら覚えても遅くありません。
この記事では、麻雀を始める方法、初心者が最初に覚えたいルール、最初の一局の進め方、練習する順番までをまとめて解説します。最初から最後まで読めば、何を準備し、何を覚え、どこで一局目を打てばよいかがわかります。

麻雀アプリなら、牌の配布や点数計算を任せながら一人でも練習できます。
最初のゴール
牌の種類、基本のアガリ形、役が必要なことを知り、アプリや経験者の助けを借りながら一局を最後まで打つことです。
麻雀初心者におすすめの学習順
麻雀は、すべてのルールや役を暗記してから始める必要はありません。まず全体の流れを知り、必要な知識を順番に確認すると、無理なく最初の一局を始められます。次の順番で読み進めてみてください。
- 最初の一局までの全体像を知る
このページで、麻雀を始めるための全体の流れを確認します。 - 覚える内容と優先順位を決める
麻雀初心者は何から覚える?を読むと、役や点数計算をどのタイミングで覚えるべきか整理できます。 - 一局の流れとアガリ方を知る
麻雀ルールを初心者向けに解説で、対局の進み方とアガリ方の基本を確認できます。 - 対局で使われる言葉を確認する
麻雀用語を初心者向けに解説で、対局前に知っておきたい基本用語を確認できます。
麻雀は全部覚えなくてよい
日本で一般的なリーチ麻雀は、基本的に4人で遊びます。自分の番に牌を1枚引き、手牌から不要な1枚を捨てながら、役のある完成形を目指すゲームです。
一局では、最初にアガリの条件を満たした人が点数を受け取ります。誰もアガらないまま使える牌がなくなった場合は流局です。これを複数局行い、最終的な持ち点で順位を決めます。
初心者が最初から覚えようとすると大変なのは、麻雀には対局を進めるルールと、点数を計算するルール、細かな反則や例外が一緒に存在するからです。最初の段階では、すべてを同時に覚える必要はありません。
最初の目標は一局完走
最初の目標は、勝つことでも点数を暗算することでもありません。自分の番に行うことを理解し、一局が終わるまで参加することです。
次の4つがわかれば、最初の一局を始められます。
・自分の番に1枚引いて1枚捨てる
・3枚組を4つと同じ2枚を1つ作る
・アガるには役が最低1つ必要である
符計算、すべての役、複雑な鳴き、捨て牌から相手の手を読む技術は後回しで大丈夫です。最初は「昨日より一つわかることが増えた」という進み方で十分ですよ。
覚える順番を決める
麻雀は、次の順番で覚えると迷いにくくなります。
2.牌の種類を大まかに知る
3.基本のアガリ形を覚える
4.初心者向けの役を覚える
5.一局の流れを確認する
6.アプリや経験者と一局打つ
7.鳴きや点数計算を追加で学ぶ
ひとつの項目を完璧にしてから次へ進む必要はありません。全体を一度見たあとに実戦を経験し、わからなかった部分へ戻る方が、言葉と場面を結びつけやすくなります。
麻雀を始める方法を選ぶ
麻雀を始める方法は、大きく分けるとアプリ、経験者との対局、麻雀教室や健康麻雀の3つです。どの方法でもルールは覚えられますが、完全初心者にはアプリか、初心者対応の教室が向いています。
| 始め方 | 向いている人 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 麻雀アプリ | 一人で始めたい人 | 進行と点数計算が自動 | 実物の牌の扱いは学べない |
| 経験者と対局 | 教えてくれる友人がいる人 | その場で質問できる | 進行の速さに差がある |
| 麻雀教室 | 基礎から習いたい人 | 順番に教えてもらえる | 予約や参加費の確認が必要 |
一人ならアプリで始める
一人で気軽に始めるなら、麻雀アプリが取り組みやすい方法です。牌を配る、順番を管理する、アガリを判定する、点数を計算するといった作業を自動で行ってくれます。
最初は、対人戦よりCPU戦や練習モードがおすすめです。時間制限が緩く、牌の読み方や待ち牌を表示できるアプリなら、焦らず手牌を確認できます。
アプリを選ぶときは、次の機能を確認しましょう。
・CPUと対局できる
・牌の読み方を表示できる
・アガリ役と点数を自動表示する
・持ち時間を長めに設定できる
最初からオンラインの対人戦へ参加しても構いませんが、操作に慣れるまでは自分のペースで止まりながら確認できる環境の方が安心です。
経験者の友人と打つ
周りに麻雀経験者がいる場合は、一緒に卓を囲む方法もあります。実物の牌に触れながら覚えられ、わからない場面で質問できることがメリットです。
対局前には、「まだルールを覚え始めたところなので、配牌と点数計算を手伝ってほしい」と伝えておきましょう。初心者であることを共有しておけば、進行をゆっくりにしてもらいやすくなります。
最初の数局は、ポンやチーを使わず、鳴かないままリーチを目指す方法もおすすめです。判断することを減らせるため、牌を引いて捨てる流れと、手牌を整えることに集中できます。
教室で基礎から習う
対面で順番に教えてもらいたい人には、初心者向け麻雀教室や健康麻雀が向いています。牌の持ち方や発声など、アプリでは経験できない部分も学べます。
申し込む前に、完全初心者向けの講習があるか、予約が必要か、料金はいくらか、持ち物が必要かを確認してください。「一度も打ったことがない」と伝えると、自分に合う講座を案内してもらいやすくなります。
一般の雀荘でも初心者講習を行っている場合があります。ただし、通常の対局は進行が速いこともあるため、最初は初心者向けの時間帯や講習会を選ぶと安心です。
手積みは準備から難しい

手積みでは、対局前に牌山作りや配牌などの準備が必要です。
私も、最初からスムーズに麻雀を始められたわけではありません。
初めて手積みで卓を囲んだ日、最初の30分は牌を配る前で止まっていた。34枚ずつ4つの山を積むだけで手元が崩れ、積み直しを3回。親決めのサイコロも、出た目からどこを開けるのか誰も覚えておらず、友人が持ってきた入門書を全員で回し読みした。ようやく配牌に入ると、今度は「王牌14枚を残す」の意味がわからず、そのまま最後まで牌を引き切ってしまった。第一局が終わったのは、卓を出してから1時間後。麻雀は打つ前にやることが、こんなにあるのかと思った。
この経験から、初めての人が手積みの準備まで完璧に覚えようとすると、対局を始める前に疲れてしまうと実感しました。
手積みでは、牌を混ぜて山を積み、席と親を決め、サイコロで開門位置を決め、配牌して王牌を残す必要があります。しかし、麻雀の面白さの中心は準備作業ではなく、手牌を完成へ近づけていく過程です。
初回は進行を任せて大丈夫
最初はアプリを使うか、経験者に準備を任せましょう。手積みの方法は、一局の流れに慣れてから覚えても遅くありません。
麻雀牌の種類を知る
日本式リーチ麻雀では、基本的に34種類の牌を各4枚、合計136枚使います。Mリーグの公式戦ルールでも、数牌108枚と字牌28枚の計136枚が一式とされています。
競技で使われる用具や基本規定を確認したい場合は、Mリーグ公式戦ルールが参考になります。ただし、赤ドラや途中終了などの細かな採用ルールは、アプリ、教室、雀荘によって異なるため、実際に遊ぶ場所の説明を優先してください。

リーチ麻雀で使う牌は、数牌27種類と字牌7種類の合計34種類です。
数牌は三種類ある
数字を表す牌を数牌と呼び、萬子、筒子、索子の3種類があります。それぞれ一から九までの9種類です。
| 分類 | 読み方 | 特徴 | 枚数 |
|---|---|---|---|
| 萬子 | マンズ | 漢数字と萬が描かれている | 36枚 |
| 筒子 | ピンズ | 丸い模様で数字を表す | 36枚 |
| 索子 | ソーズ | 竹のような模様で数字を表す | 36枚 |
数牌は、同じ種類で連続する3枚を組にできます。たとえば二萬・三萬・四萬は組になりますが、二萬・三筒・四索のように種類をまたいだ並びは組になりません。
また、八筒・九筒・一筒のように九から一へつなげることもできません。数牌の順番は一から九までで終わります。
字牌は七種類ある
字牌には、東・南・西・北の風牌と、白・發・中の三元牌があります。全部で7種類あり、それぞれ4枚ずつです。
字牌には数字の順番がないため、東・南・西を並べても組にはなりません。同じ字牌を3枚集めて組を作ります。
白・發・中は、3枚そろえると役牌という役になります。東・南・西・北も、自分の席や現在の場と一致すれば役牌になります。初心者は、まず白・發・中を見分けられれば十分です。
基本のアガリ形を覚える
一般的なアガリ形は、3枚の組を4つと、同じ牌2枚の組を1つ作った形です。3枚の組を面子、同じ牌2枚の組を雀頭と呼びます。
計算すると、3枚×4組+2枚で14枚です。初心者は「4面子1雀頭」という言葉よりも、「3枚組を4つと同じ2枚を1つ」と覚える方がわかりやすいと思います。
面子には二種類ある

14枚の完成形は、基本的に3枚組を4つと同じ牌2枚で構成されます。
基本となる面子は、順子と刻子の2種類です。
・刻子:まったく同じ牌3枚
二索・三索・四索は順子です。七筒・七筒・七筒は刻子になります。雀頭は、白・白や五萬・五萬のような同じ牌2枚です。
配牌を受け取ったら、最初に牌を種類と数字の順に並べます。同じ牌が2枚ある場所や、数字が近い牌を探すと、完成に近い部分を見つけやすくなります。
例外の形は後回しにする
麻雀には、同じ牌を2枚ずつ7組作る七対子や、一・九・字牌を使う国士無双など、4面子1雀頭とは異なるアガリ形もあります。
しかし、最初の一局で覚える必要はありません。例外を先に覚えると、基本の形がわかりにくくなることがあります。まずは順子と刻子を使い、3枚組を4つ作ることに集中しましょう。
アガるには役が必要
麻雀では、形が完成しているだけではアガれません。一般的なリーチ麻雀では、最低1つの役が必要です。これを一翻縛りと呼びます。
初心者がよく戸惑うのが、「3枚組を4つと同じ2枚を1つ作ったのに、アガリのボタンが出ない」という場面です。多くの場合は、手牌に役がありません。
また、ドラは持っていると点数が増えるボーナス牌ですが、ドラ自体は役ではありません。ドラが何枚あっても、リーチや役牌などの別の役がなければアガれないので注意してください。
最初に覚えたい三役

白・發・中は、同じ牌を3枚集めると役牌になります。
初心者が最初に覚えたいのは、リーチ、役牌、タンヤオです。この3つを知っていれば、すべての役を暗記していなくてもアガリを目指せます。
| 役 | 基本条件 | 初心者向けの考え方 |
|---|---|---|
| リーチ | 鳴かずにテンパイする | まず鳴かずに進める |
| 役牌 | 対象の字牌を3枚集める | 最初は白・發・中を狙う |
| タンヤオ | 一・九・字牌を使わない | 二から八の数牌を集める |
リーチを最初の目標にする
ほかの人が捨てた牌を使わず、自分で引いた牌だけであと1枚の状態まで進めると、原則としてリーチを宣言できます。あと1枚でアガれる状態がテンパイです。
リーチ自体が役になるため、ほかの役がわからなくてもアガリの資格を確保できます。最初はポンやチーを使わず、テンパイしたらリーチする流れを目指すのがわかりやすいでしょう。
リーチを宣言するときは、通常1000点棒を出します。リーチ後は基本的に手牌を変えられないため、引いた牌をそのまま捨てながらアガリ牌を待ちます。
役牌は字牌を三枚集める
役牌は、対象となる字牌を3枚集める役です。白・發・中は、どの席でも3枚集めれば役になります。
東・南・西・北は、自分の席を表す自風か、現在の場を表す場風と一致した場合に役になります。たとえば東場の東は、席に関係なく3枚集めれば役牌です。
最初は風牌の条件が難しく感じるかもしれません。その場合は、いつでも役になる白・發・中だけを意識すれば大丈夫です。
タンヤオは中央の牌で作る
タンヤオは、一と九の数牌、東・南・西・北・白・發・中を使わず、二から八までの数牌だけで作る役です。
配牌に二から八の数牌が多い場合は狙いやすくなります。ただし、鳴いてもタンヤオが成立するかは採用ルールによって異なる場合があります。遊ぶアプリや卓のルールを確認してください。
一局の流れを覚える
対局の中心となる動きは、配牌を受け取り、順番に1枚引いて1枚捨てることです。ポンやチーが入らなければ、基本的に反時計回りで順番が進みます。
2.親が最初の牌を捨てる
3.順番に1枚引く
4.不要な1枚を捨てる
5.必要ならポンやチーをする
6.条件がそろえばリーチする
7.ツモまたはロンでアガる
8.誰もアガらなければ流局になる
配牌を種類ごとに並べる
一局の開始時に受け取る牌を配牌と呼びます。手牌は基本13枚です。親は進行の都合で最初に1枚多く持ち、最初の牌を捨てるところから始めます。
配牌を受け取ったら、萬子、筒子、索子、字牌の順に分け、その中で数字順に並べましょう。自動で並べ替えるアプリなら、その機能を使って構いません。
並べ終わったら、同じ牌が2枚ある場所、数字が近い場所、白・發・中があるかを確認します。この時点で完成形や役を決められなくても問題ありません。
一枚引いて一枚捨てる

自分の番では、牌を1枚引いたあと、不要な1枚を河へ捨てます。
自分の番が来たら、山から1枚引きます。手牌が一時的に14枚になるため、アガっていなければ不要な1枚を捨て、13枚に戻します。
引いた牌が使えそうなら手牌に加え、別の不要な牌を捨てます。使いにくければ、引いた牌をそのまま捨てても構いません。引いた牌をそのまま捨てることをツモ切りといいます。
迷ったときの確認
自分の番では「1枚引く、手牌全体を見る、1枚捨てる」の3動作に戻りましょう。手牌が14枚なら、アガっていない限り1枚捨てます。
ツモとロンでアガる
待っている牌を自分で引いてアガることをツモ、ほかの人が捨てた牌でアガることをロンといいます。
アプリでは、条件を満たすとツモやロンのボタンが表示されます。実物の卓では、ツモなら「ツモ」、ロンなら「ロン」と周囲に聞こえるように発声し、手牌を公開します。
ツモの場合は、基本的にほかの3人が点数を分けて支払います。ロンの場合は、アガリ牌を捨てた1人が支払います。金額は役、翻、符、親か子かによって変わりますが、最初は計算をアプリや経験者に任せても問題ありません。
王牌は最後まで残す
牌山の最後に残す14枚を王牌と呼びます。通常のツモでは、王牌を引きません。Mリーグの公式戦ルールでも、開門後の壁牌末尾から14枚を王牌として残すことが定められています。
手積みでは、開門位置を決めたあとに王牌の位置も確認します。最初から手順を覚えるのが難しい場合は、14枚を数えて目印を置くか、経験者に準備を任せましょう。
通常のツモで使える牌がなくなると流局です。王牌にはドラ表示牌やカン後に引く嶺上牌も含まれますが、最初は「最後の14枚は通常のツモで使わない」と覚えれば十分です。
ポンとチーは後でよい
ほかの人が捨てた牌を使って組を作ることを、まとめて鳴くといいます。代表的なものがポン、チー、カンです。
鳴くと手牌を早く進められる場合がありますが、リーチができなくなり、門前限定の役も消えます。役を決めずに鳴くと、形を完成させても役がなく、アガれないことがあります。
ポンは同じ牌を集める

ポンでは、ほかの人が捨てた牌を使って同じ牌3枚の組を作ります。
手元に同じ牌が2枚あるとき、ほかの人が同じ牌を捨てればポンできます。ポンは、基本的に誰の捨て牌でも利用できます。
初心者が使いやすいのは、白・發・中をポンして役牌を確保する方法です。役が確定するため、その後はアガリの形を完成させればアガれます。
チーは左の人から行う

チーでは、左側の人の捨て牌を使って連続する数牌3枚の組を作ります。
チーは、同じ種類で連続する3枚を作る鳴きです。自分の左側の人が捨てた牌だけを利用できます。
たとえば三筒と四筒を持っているとき、左側の人が二筒または五筒を捨てればチーできます。ポンと異なり、正面や右側の人の捨て牌ではチーできません。
カンは最初は見送る
カンは、同じ牌4枚を一組として扱う行為です。成立後に嶺上牌を引き、ドラが増える場合があるなど、ポンやチーより処理が複雑です。
アプリにカンのボタンが表示されても、必ず押す必要はありません。最初の数局は見送り、ポンとチーの違いや役の作り方に慣れてから覚えましょう。
鳴く前に役を確認する
ポンやチーをするとリーチできません。白・發・中のポンなど、アガれる役がわかっているときに鳴くのが初心者には安全です。
点数計算は後回しにする
麻雀の点数は、役の価値を表す翻と、手の形などから決まる符をもとに計算します。さらに親か子か、ロンかツモかによって支払う人数や金額が変わります。
最初から暗算しようとすると、対局の流れや役を覚える前に負担が大きくなります。アプリは点数を自動計算するため、最初の段階では表示された結果を確認するだけで構いません。
友人と実物の卓で打つ場合も、最初は経験者に計算してもらいましょう。アガったときに表示や申告を見ながら、次の順番で確認すると少しずつ理解できます。
2.全部で何翻あるか
3.親と子のどちらか
4.ツモとロンのどちらか
5.最終的な支払いはいくらか
符計算は、基本役や待ち方に慣れたあとで学べば大丈夫です。最初は「役が多いほど点数が高くなりやすい」「親は同じ手でも受け取る点が高い」という理解から始めましょう。
最初の一局を打つ手順
ここまでの内容を、実際にアプリで一局打つ場合の手順にまとめます。
2.配牌を種類と数字の順に見る
3.同じ牌と近い数字の牌を探す
4.自分の番に1枚引く
5.使いにくい牌を1枚捨てる
6.最初はポンやチーを見送る
7.テンパイしたらリーチする
8.ツモかロンの表示が出たらアガる
9.終了後に成立した役を確認する
最初は、どの牌を捨てるべきかわからなくて当然です。孤立している字牌や、ほかの数牌から離れている一・九などを候補にしながら、数字が近い牌と同じ牌を残してみてください。
負けても、アガれなくても問題ありません。「自分の番に1枚引いて1枚捨てられた」「リーチの表示が出るところまで進めた」という経験が、次の一局につながります。
初心者向けの練習順
最初の一局を終えたら、一度に全部を復習するのではなく、対局中に困ったことから学びましょう。
牌を並べる練習をする
最初は、萬子、筒子、索子、字牌を分け、数字順に並べる練習をします。手牌を整えるだけで、順子や刻子になりそうな場所を見つけやすくなります。
実物の牌に慣れたい場合は、対局を始めずに13枚だけ取り、何度か並べ替えてみる方法もあります。牌の読み方を完全に覚えていなくても、同じ種類と数字を見分けられれば十分です。
基本の形を繰り返す
次に、3枚組を4つと同じ2枚を1つ作ることを意識します。アプリの待ち牌表示を見たら、なぜその牌で完成するのか、手牌を4つの面子と雀頭へ分け直してみましょう。
完成形を分解して確認する習慣をつけると、複数の使い方がある牌や、あと何枚必要なのかも少しずつ見えるようになります。
基本の三役で打つ
リーチ、役牌、タンヤオの3つを中心に数局打ちます。最初はリーチを第一候補にし、白・發・中が2枚あるときは役牌も考えてみてください。
対局後には、成立した役だけでなく、なぜ役が付かなかったかも確認します。ドラだけだった、役のない状態で鳴いていたなど、実際に起きた失敗は覚えやすい教材になります。
鳴きとフリテンを学ぶ
一局の流れに慣れたら、ポン、チー、カンとフリテンを学びます。フリテンは、自分の待ち牌のどれかを過去に捨てていると、原則としてほかの人の捨て牌ではロンできない状態です。
フリテンでも自分で待ち牌を引けばツモアガリできます。最初は「自分の捨て牌に待ち牌があるとロンできない」と覚え、細かな条件は実際に起きたときに確認しましょう。
点数と守備を追加する
役と一局の流れに慣れたら、翻と符、親と子の点数、ロンとツモの支払い方を学びます。同時に、相手がリーチしたときの安全な牌や、振り込まないための考え方も追加していきます。
攻め方、守り方、点数状況まで考えられるようになると、麻雀は単に形を作るゲームから、相手や局面に合わせて判断するゲームへ変わっていきます。
初対局前の確認リスト
最初の一局を打つ前に、次の内容を確認してみてください。すべてを完璧に説明できなくても、意味が大まかにわかれば始められます。
・手牌は基本13枚だと知っている
・自分の番では1枚引いて1枚捨てる
・基本のアガリ形は3枚組4つと同じ2枚である
・アガるには役が最低1つ必要である
・リーチ、役牌、タンヤオのどれかを知っている
・自分で引いたアガリはツモである
・相手の捨て牌でのアガリはロンである
・点数計算は後回しでもよい
実物の卓で遊ぶ場合は、採用ルールも確認しましょう。赤ドラの枚数、喰いタン、途中流局、親の継続条件などは、遊ぶ場所によって違うことがあります。
麻雀初心者のよくある質問
麻雀は一人でも始められる?
麻雀アプリを使えば、一人でも始められます。CPU戦や練習モードなら、自分のペースで牌の種類、一局の流れ、役を確認できます。配牌や点数計算も自動なので、完全初心者にも向いています。
何から覚えるのがおすすめ?
最初は、牌の種類、4面子1雀頭、役が必要なこと、1枚引いて1枚捨てる流れを覚えましょう。そのあとにリーチ、役牌、タンヤオを覚えれば、最初の一局を打つ準備ができます。
役は全部覚える必要がある?
すべての役を覚える必要はありません。最初はリーチ、役牌、タンヤオの3つで十分です。対局中に見かけた役を一つずつ追加していく方が、条件と実際の手牌を結びつけやすくなります。
点数計算ができなくても遊べる?
遊べます。アプリは点数を自動計算します。友人との練習や麻雀教室でも、最初は経験者に計算してもらって構いません。まずアガリの形と役を覚え、点数計算は対局に慣れてから学びましょう。
ポンやチーはした方がよい?
必ずしも必要ではありません。鳴くと手が早くなることがありますが、リーチできず、使えなくなる役もあります。初心者は基本的に鳴かず、白・發・中をポンして役牌を確保できるときから試すのがおすすめです。
ドラがあればアガれる?
ドラだけではアガれません。ドラはアガったときの点数を増やす牌であり、役ではないからです。リーチ、役牌、タンヤオなど、別の役を最低1つ付ける必要があります。
実物の麻雀は何人必要?
一般的なリーチ麻雀は4人で行います。三人麻雀という遊び方もありますが、使用する牌やルールが一部異なります。最初に標準的なルールを覚えるなら、4人麻雀から始めるのがおすすめです。
最初から手積みでよい?
手積みから始めても構いませんが、山作り、親決め、開門、配牌、王牌の確認まで必要です。全員が初心者の場合は準備で止まりやすいため、最初はアプリか、経験者がいる卓で一局の流れを覚える方が進めやすいでしょう。
まず一局を打ってみよう
麻雀は、ルールを説明できるようになってから始めるゲームではありません。牌の種類、基本のアガリ形、役が必要なこと、1枚引いて1枚捨てる流れがわかったら、最初の一局を打つ準備はできています。
一人ならアプリのCPU戦、友人がいるなら進行と点数計算を手伝ってもらう、対面で習いたいなら初心者向け教室を選びましょう。自分に合った入口を選べば、最初から手積みや点数計算で立ち止まる必要はありません。
最初の一局でアガれなくても大丈夫です。自分の番に1枚引き、1枚捨て、一局が終わるまで参加できれば、その時点で麻雀を始められています。
実際に打つと、「この牌は何と読むのか」「なぜロンできなかったのか」「ポンしたらどの役が消えたのか」という疑問が生まれます。その疑問を一つずつ解決することが、麻雀を無理なく覚える一番の近道です。

